Garden of Words ~文庫の新刊情報発信ブログ~

しばらく活動を休止します。ひょっとしたら少し形を変えて別のブログと更新を統一するかもしれないので、またその時アナウンスします。

読売新聞社「21世紀に伝えるあの一冊『日本の文学』」まとめ

 昔「夜と霧」を読んだ時に、帯か何かに「21世紀に伝えるあの一冊」に選ばれた一冊と書かれていました。
その時は「ふ~ん」ですましたのですが、こんなブログをやっているとふと気になったので「21世紀に伝えるあの一冊」について調べてみました。

この「21世紀に伝えるあの一冊」は、2000年に読売新聞社が調査・発表したもののようです。20世紀の最後の年に、次の世紀にも残したい本について投票してもらった。…ってとこでしょうか?(^^ゞ

2000年って、もう結構昔の話しになっちゃいましたね〜(しみじみ)( ̄∇ ̄)

「21世紀に伝えるあの一冊」は、「日本の文学」「日本の名著」「世界の文学」「世界の名著」の4部門があり、それぞれトップ10まで発表されています。
ということで色々と都合が良いので、当ブログでも4回に分けて簡単に紹介していきたいと思います。(^_^)

 

1位 源氏物語

源氏物語(一)桐壺―末摘花 (岩波文庫)

源氏物語(一)桐壺―末摘花 (岩波文庫)

内容:
  • 皇子に生まれ、幼くして母を亡くし、位人臣を極めた光源氏。その数多の恋愛を軸に、平安貴族の華やかで翳りある世界を描き尽くした、世界最古の長編物語の一つ。新日本古典文学大系版の厳密な考証に基づく全五四帖の原文に、最新の学術成果を盛り込んだ注解・補訳を付す。本冊には、桐壺から末摘花までの六帖を収録。(全九冊)

源氏物語:

源氏物語』(げんじものがたり)は、平安時代中期に成立した日本の長編物語、小説。文献初出は1008年(寛弘五年)。作者の紫式部にとって生涯で唯一の物語作品である。主人公の光源氏を通して、恋愛、栄光と没落、政治的欲望と権力闘争など、平安時代の貴族社会を描いた。

下級貴族出身の紫式部は、20代後半で藤原宣孝と結婚し一女をもうけたが、結婚後3年ほどで夫と死別し、その現実を忘れるために物語を書き始めた。これが源氏物語の始まりである。最初は、当時紙が貴重で紙の提供者がいれば、その都度書き、仲間内で批評し合うなどして楽しんでいたが、その物語の評判から藤原道長が娘の中宮彰子の家庭教師として紫式部を呼んだ。それを機に宮中に上がった紫式部は宮仕えをしながら藤原道長の支援の下で物語を書き続け、54帖からなる源氏物語を完成させた。

なお、源氏物語は文献初出から150年ほど後の平安時代末期に「源氏物語絵巻」として絵画化された。現存する絵巻物の内、徳川美術館五島美術館所蔵のものは国宝となっている。また現在、源氏物語は日本のみならず20ヶ国語を超える翻訳を通じ世界各国で読まれている。

源氏物語 - Wikipedia

紫式部:

紫式部(むらさきしきぶ、生没年不詳)は、平安時代中期の女性作家、歌人。『源氏物語』の作者と考えられている。中古三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。『小倉百人一首』にも「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」で入選。

屈指の学者、詩人である藤原為時の娘。藤原宣孝に嫁ぎ、一女(大弐三位)を産んだ。夫の死後、召し出されて一条天皇中宮藤原彰子に仕えている間に、『源氏物語』を記した。

紫式部 - Wikipedia

1位 蝉しぐれ

新装版 蝉しぐれ (上) (文春文庫)

新装版 蝉しぐれ (上) (文春文庫)

内容:
  • 海坂藩普請組牧家の跡取り・文四郎、15歳の初夏から物語は始まる。

    隣家のふくとの淡い恋、小和田逸平・島崎与之助らとの友情、突然一家を襲う悲運と忍苦――。

    苛烈な運命に翻弄されつつ成長してゆく少年藩士の姿を描き、数多くある藤沢作品のなかで不動の人気ナンバー1を誇る「蟬しぐれ」が、文字の大きくなった新装版で登場。

    時代を越えて読み継がれる、藤沢文学の金字塔。

    解説・湯川豊(文芸評論家)

  • 藤沢周平:
    昭和2(1927)年、山形県鶴岡市に生れる。山形師範学校卒。48年「暗殺の年輪」で第69回直木賞を受賞。「白き瓶―小説 長塚節」は、吉川英治文学賞。平成元年、菊池寛賞受賞、6年に朝日賞、同年東京都文化賞受賞。7年、紫綬褒章受章。9年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
3位 青春の門 筑豊
青春の門(第一部)筑豊篇(講談社文庫)

青春の門(第一部)筑豊篇(講談社文庫)

内容:
  • 誰もが一度は通りすぎる、そしてただ一度しか通ることの許されない青春の門。熱い血のたぎる筑豊の地に生を享けた伊吹信介。目覚めゆく少年の愛と性、そして人生への希望と旅立ち…。ひたむきな青春の遍歴を雄大な構想で描き、世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン第1部。著者の全面的な加筆を得た改訂新版全6巻、刊行開始。

4位 二十四の瞳

二十四の瞳 (角川文庫)

二十四の瞳 (角川文庫)

内容:
  • 昭和のはじめ、瀬戸内海べりの一寒村の小学校に赴任したばかりの大石先生と、個性豊かな12人の教え子たちによる、人情味あふれる物語。分教場でのふれあいを通じて絆を深めていった新米教師と子どもたちだったが、戦争の渦に巻き込まれながら、彼らの運命は大きく変えられてしまう…。戦争がもたらす不幸と悲劇、そして貧しい者がいつも虐げられることに対する厳しい怒りを訴えた不朽の名作。
  • 壺井栄:
    1899年、香川県小豆島生まれ。小説家・童話作家。『母のない子と子のない母と』など、郷土愛と人間愛にあふれた温かい作品を多く残した。1967年、67歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

5位 坊っちゃん

坊っちゃん (新潮文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

内容:
  • 松山中学在任当時の体験を背景とした初期の代表作。物理学校を卒業後ただちに四国の中学に数学教師として赴任した直情径行の青年“坊っちゃん"が、周囲の愚劣、無気力などに反撥し、職をなげうって東京に帰る。主人公の反俗精神に貫かれた奔放な行動は、滑稽と人情の巧みな交錯となって、漱石の作品中最も広く愛読されている。近代小説に勧善懲悪の主題を復活させた快作である。
  • 夏目漱石:
    1867年、現在の新宿区喜久井町に生まれる。本名、夏目金之助東京帝国大学英文科卒業。1905年『吾輩は猫である』を発表し、好評を得る。知識人の内面を深く見つめた作品を数多く世に送り出す。1916年12月9日、胃潰瘍にて永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

6位 橋のない川

橋のない川〈1〉 (新潮文庫)

橋のない川〈1〉 (新潮文庫)

内容:
  • 級友が私だけを避け、仲間はずれにする。差別―その深い罪について人はどれだけ考えただろうか。故なき差別の鉄の輪に苦しみ、しかもなお愛を失わず、光をかかげて真摯に生きようとする人々がここにいる。大和盆地の小村、小森。日露戦争で父を失った誠太郎と孝二は、貧しい暮しながら温かな祖母と母の手に守られて小学校に通い始める。だがそこに思いもかけぬ日々が待っていた。
  • 住井すゑ:
    1902‐1997。奈良生れ。女学校中退後、投稿を始める。17歳で講談社の婦人記者に応募、採用されるが、一年で退社。19歳で農民作家犬田卯と結婚、農民・婦人運動に関わる。’35年、夫の郷里茨城県牛久沼畔に移り、四人の子と病身の夫を抱え、執筆と農耕で生計をたてる。’59年、夫の納骨の日に部落解放同盟を訪ね、大河小説『橋のない川』に着手、’73年までに第一部から第六部を刊行。一旦筆を置いたものの、’92年、90歳で第七部を完成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

7位 竜馬がゆく

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

内容:
  • 幕末維新史上の奇蹟といわれる坂本竜馬。土佐の郷士次男坊、しかも浪人の身でありながら、大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。 竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く、大歴史ロマン。全8巻。 たびたびドラマ化もされ、現在の竜馬像はこの本で形づくられたともいえる、累計2500万部の国民的ベストセラー。 (一)弱虫の末っ子だった竜馬が19歳で江戸へ。剣術修行に励むなか、2度目の来航を果たした黒船を目の当たりにし、その異様な大きさに仰天する。 (二)勤王・攘夷の勢力と、幕府の抗争が激化。武市半平太率いる土佐勤王党に属しながら、さらに大きな飛躍を求めて、竜馬は脱藩を決意する。 (三)浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。攘夷熱の高まるなか、開国して海外と交易しなければならないと、考えるようになる。 (四)勝の海軍構想実現に向け、資金調達に奔走する竜馬。長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権も瓦解。そして竜馬は一隻の軍艦を手に入れる。

8位 銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜 (280円文庫)

銀河鉄道の夜 (280円文庫)

内容:
  • ケンタウル祭の夜、銀河鉄道に乗って旅立ったジョ バンニとカムパネルラの悲しくも美しい夏の夜を幻 想的に描き、宮沢賢治の最高傑作とも称される表題 作「銀河鉄道の 夜」。四郎とかん子の兄妹が小狐紺 三郎に招かれた幻灯会の入場資格は十歳以下。キッ クキックトントンの足拍子も軽やかに、映し出され る三本の幻灯……。冬のひ と夜の心温まる交流を描 く「雪渡り」。二篇の童話に、病床で書きとめた最 後の願いの絶唱「雨ニモマケズ」を併録した、オリ ジナル作品集。

9位 万葉集

万葉集(一) (岩波文庫)

万葉集(一) (岩波文庫)

内容:

万葉集:

万葉集』(まんようしゅう、萬葉集)は、7世紀後半から8世紀後半にかけて編まれた日本に現存する最古の和歌集である。天皇、貴族から下級官人、防人などさまざまな身分の人間が詠んだ歌を4500首以上も集めたもので、成立は759年(天平宝字3年)以後とみられる。

日本文学における第一級の史料であることは勿論だが、方言による歌もいくつか収録されており、さらにそのなかには詠み人の出身地も記録されていることから、方言学の資料としても非常に重要な史料である。

万葉集 - Wikipedia

10位 平家物語

平家物語〈1〉 (岩波文庫)

平家物語〈1〉 (岩波文庫)

内容:
  • 祇園精舎の鐘の音,諸行無常の響あり,沙羅双樹の花の色,盛者必衰の理をあらはす-合戦記に人物譚,和漢の故事を織りまぜた,平家の全盛から滅亡までの物語は,鎌倉時代から現代にいたるまで,多くの人々に親しまれてきた.第1冊には巻1から巻3までを収録.平家全盛の時代.新日本古典文学大系本の文庫化.(全4冊)

平家物語:
平家物語』(へいけものがたり)は、鎌倉時代に成立したと思われる、平家の栄華と没落を描いた軍記物語である。

保元の乱平治の乱勝利後の平家と敗れた源家の対照、源平の戦いから平家の滅亡を追ううちに、没落しはじめた平安貴族たちと新たに台頭した武士たちの織りなす人間模様を見事に描き出している。平易で流麗な名文として知られ、「祇園精舎の鐘の声……」の有名な書き出しをはじめとして、広く知られている。

平家物語 - Wikipedia

 

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